社長の甲田です。
書こうか迷ったのですが掲載します。
プライベートの事で長文です。
25日・日曜日午後の事です。
子どもたちがご近所に遊びに行くと
家を出て行ってすぐの事でした。
長男がお向かいの駐車場の鎖を
飛び越そうとして引っ掛かり、コケてしまいました。
最初、「足が痛いと」言って帰ってきたのですが
あまりにも泣くので、防犯カメラで確認すると
なんと、左側頭部と後頭部を2回強打していました。
すぐに、救急に電話をして連れて行き
CTを撮影してもらったのですが
異常がなく、その日は自宅に帰りました。
お医者さんにも
「1回は吐くと思いますが、2.3回続くようならきてください。」
と言われ様子を見ていましたら夜の7時30分過ぎに吐いてしまいました。
すぐに、向かいの友達のお医者さんに来てもらい往診をしてもらったのですが
その時には、症状も落ち着き
「もう一回吐いたら救急で行こう」
と話して夜を過ごしました。
26日・月曜日、朝起きても長男は、元気がなく食欲もないので
「相当ショックだったのかなぁ」と思い
学校を休ませ10時過ぎまで様子を見てました。
やはり、もう一度診察をという話になり
急きょ、病院に行き診察券を出したのですが
受付時間に間に合わず、看護師さんに昨日の状況を話し
「それでは救急病棟で」と診察を受けることになりました。
問診をしてもらいましたが、異常が確認されず
自宅療養かなぁと思っていたのですが
週末に運動会があり、私自身が納得できなかったので
再度、CT検査の実施をお願いしました。
病院側から、「放射線の影響が」との説明がありましたが
安心して帰りたいのでと強い要望を聞いていただき
再度撮影しました。
撮影後すぐに帰ってくるはずだったのですが、
「処置室に来てください」と中に呼ばれました。
結果・・・・・・・・・
頭の中に6cm血のかたまりが・・・
外科の先生がすぐに来られて
「頭の1/5が血で押されています。これから緊急手術を行います。」と
・・・言葉を失いました。
まさか、うちの子どもが・・・自分を見失ってました。
すぐに緊急手術が始まり
当初の説明では「1~2時間で」と聞き
時間が過ぎていくごとに
「3時間になります」・「5~6時間かかります」と
看護師さんが説明に来られるたびに、長くなっていきましたが
無事4時間で終了しました。
手術中には、お世話になっている少林寺の先生や友達のお医者さんたちと
手術が終わるまで、一緒に待合で無事成功を祈ってくれていました。
仕事のほうも社員一丸になって、私がいなくても協力してやってくれています。
私を含め息子も、本当に周りの人たちに恵まれています。
全身麻酔のため「今日は意識が戻らないと思います。」
と説明があり心配をしていましたが、手術担当医の先生が来られて
「無事成功しました。本人も意識があり手足も動きます」
と言われ腰が抜ける思いでした。
今日のお昼過ぎに無事一般病棟に移ることができ
家族以外の面会も可能となりました。
日頃から昭和の親父のように口うるさく
「あれはだめ・これはだめ・あぶない」など言って
少し言いすぎかなぁと思っておりましたが
取り返しがつかなくなる事もあるので
子どもたちには、口うるさく言おうと思いました。
昨日より、食事もできるようになり
5本の点滴も本日1本になりました。
わがまま放題の長男ですが、少しは甘やかせてやろうと思います。
約1ヶ月という長い入院生活になりますが
一日でも早く自宅に帰ってくるのを願っています。
今回の頭の怪我に関して、病院側も異例の事態と言われていました。
多少リスクもあると思いますが、頭の怪我の場合は
念には念をで、確認してよかったと思います。
皆様も子ども・大人に限らず頭を打った時には
我慢せずに検査をされるよう願っております。